「アトピーの子供達との出会い
大人のお客様方の不調が改善されてくると、今度はそのお子さんのお悩みを受け持つことが多いです。その中によく見られるのは、先の6)「アトピー、喘息、花粉症等、アレルギー系の不調」にあたる子供達。

大人の方は、もちろんご自身の施術体験をもとに、お子さんを連れてこられますから、例えば月に一度の施術で体調がよくなってきた方であれば、お子さんにも同じ状況が起こることをイメージされます。

月に一度の施術で「不調が改善されてくる」ということは、7(内臓):3(筋肉・骨)くらいまでの歪みを持つ方まで。しかし、そのお父さん、お母さんに連れられてくるお子さんがアトピーだとすると、極端にいえば、ほぼ10(内臓):0(筋肉・骨格)の歪みの割合を持っている場合が多いのです。

なぜならば、彼らは若く、筋肉も柔らかいので、本来なら大人のような硬さや凝りといった、筋肉・骨格の歪みは起こりにくいからです。それにも関わらず、体にこれらの症状が現れるというのは、内臓など、体内からの歪みと考えたほうが自然ではないでしょうか。

それでも、ご両親のご希望としては「自分達と同じように、月に1回くらいの施術で何とかなりませんでしょうか?」。。無理です。目に見えるくらいの変化を出すためには、やはり週1回、もしくは2回で3ヶ月は徹底的に肝臓を中心に整えていかないと難しいです、とお伝えするしかありませんでした。

しかしそういう頼まれ事が続き、その中には相当に重度のお子さんもいらっしゃいました。大人であれば、それを引き起こしたこれまで何年、十何年の不摂生はご自身の責任である部分も多いですが、お子さんの場合、そのご両親の習慣(不規則、あるいは偏った食事、夜ふかし、睡眠不足etc...深夜12時近くまで保育園くらいのお子さんを外で連れ回していたりする光景をよく見かけますが、やはり子供の寝る時間は8時前なのです)が影響していますから、本人だけを責める訳にはいきません。

もっときついことを言えば、お子さんが生まれる前の「畑」と「種」としての役割をきちんと認識せずに、枯れた土地に中身がスカスカの種を蒔くようなことをしている場合もあります(お父さん、お母さん方、またこれからなろうとしている方々、ごめんなさい。でもせっかくなので、これからの参考にしていただければ幸いです。具体的にはこのようにしていくとよいと思います『「畑」と「種」を素晴らしくする方法』)。

実際、これらの症状を持つ子供達の肝臓は、お酒の大好きな大人の方と同じくらいパンパンです。お医者さんの中でも、様々な病気を肝臓の慢性的な疲れから説明、治療している方がいるくらいです。 昨年引退なされたそうですが、大阪府八尾市「甲田医院」の甲田光雄先生は‘鈍重肝臓’とおっしゃっています。

甲田先生の説によると、消化、解毒、分解、排出という、体内での作業に肝臓が追われ続けて、体の外に向かうはずのエネルギーを、内にばかり向けなくてはならないことが例えば鬱につながったり、作業自体追いつかなくなったときに、皮膚の異常や咳として現れたりするとのことです。なぜ内臓の中でも肝臓なのかはこちら「肝臓と整体の情報館」もご参照下さい。

また、自分が小学生だった頃のことを思い浮かべると、「このままでは好きな女の子の気を惹こうとからかったり、一緒に遊んだり、積極的にできないだろうな。。」とか、だんだん忍びなくなってきます。

そこで「肝臓調整だけでいいので、週1回3ヶ月間続けてみませんか?」とお勧めし、何組みかのお子さん達に始めたのがきっかけでした。

大人の場合は固まった手足の筋肉をほどきながら内臓にもその弛みを伝えていく過程が必要なため、手足の先から、頭、首、背中など全身を調整していくことになりますが、子供に大人と同じ施術をすると、もともと手足などはゆるゆるですからほどく必要がなく、そのすでにゆるゆるの手足を引いたりゆらしたりしながら内臓に刺激の波を送って整えていく過程が、とても短時間で済みます。

なので、大人と同じくらいパンパンの肝臓でも、そうして少し準備体操をしておいて、あとはお腹の上から私の手のひらでゆるやかな振動圧を送ればかなり簡単に肝臓はゆるんできます。ただしゆるんだそばからその子の肝臓は体内の浄化、排出作業に追われますから、またすぐパンパンに戻ります。それを完全に戻ってしまう前に繰り返し繰り返し、3ヶ月間徹底的にゆるめました。

初めは大人と同じパンパンな手応えの肝臓も、3ヶ月目の後半には、施術前からフワフワになってきました。背骨で肝臓に当たる箇所(胸椎4番や9番、腰椎1,2番など)の妙な硬さもとれ、立ったときに肝臓側(右側)に傾いていた姿勢もほとんど真っ直ぐになりました。3ヶ月間のあとは施術が必要でなくなった子、月に1回、もしくは2回とだんだん減らしていっても大丈夫な子、と状態に応じて進めさせていただいています。

途中から、大人の方にも始めました。手足からしてガチガチなのが、お子さん達とは大きく違うところ。しかも、先の1)「体の不調のサインであるはずの痛みや凝りを、すでに感じにくくなっている状態」であるため、相当な強刺激でないと何をされたか分からない。そんな方もいらっしゃいましたが、これまでのお話を解って下さり、3ヶ月間、とにかくがんばって続けてみようという方にさせていただいていました。

その3ヶ月間で「何をされたか感じられる体」に戻し、その上で後はご自身のペースで通 常の均整を受けていただいています。

身体均整法での説明をするとすれば、「何をされたか感じられる体」は下図の(2)や(1)、「何をされても感じない体」は、下図(3)や(4)の状態です。

例えば(2)のように体が左に傾いている姿勢の方がいるとして、体を左右に曲げてみたとき、左へのほうが曲げやすいならば、動きと姿勢が一致しているといえます。これはまた歪みが軽い状態。

時間が経つにつれ、体は左に傾いているのに、動かしてみると、(3)のように、逆に右へのほうが曲げやすくなってきたりします。

さらに進むと(4)、本当はどちらにも傾いているのに、そのままで左右が釣り合ってしまい、一見すると歪みがないように見えます。

図に描くと(1)と(4)の違いは明らかですが、実際に見比べてみたときには、普通 の方の目では見分けがつかないでしょう。

さらに(4)では、感覚の低下により、痛みや不調を感じにくいことも多いですから、本人は「歪みもないし、不調もない。私はいたって健康」と思い込んでいたりします。でも、何か言葉に言い表せない違和感を体に感じていたりして、それを「疲れが抜けにくい」など、漠然とした訴えとして来院されたりします。

(3)や(4)をまずは(2)へ戻していく過程が3ヶ月間の『肝整』です。こうして初めて自分の歪みや凝り、痛みを感じるようになり、通 常の施術での変化が、ようやく自分で感じられるようになっていくのです。

この「何をされたか感じられる体に戻す」ことが、整体・手技療法巡りをされる方には圧倒的に抜け落ちています。

別に「均整がいいんだから、均整にしなさい!」とは言いません。受けてみてご自身が気に入った整体や療法があれば、それはあなたの体をいい方向に後押しする手助けになる可能性大ですから、ひとまず腰を据えて3ヶ月間、じっくり試されてみてはいかがでしょうか。「3ヶ月間」と「その後の何十年」ですから、長い目で見るとそのほうがずっと近道になるでしょう。

そんな中で、もしも肝整にご興味を持って下さったのでしたら、どうぞこの先をお読みになって下さい。こんなかたちでさせてもらっています。

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